遺伝子ピンポイント改変「アレルギーの出にくい作物づくりが可能」
このニュースは食物アレルギーに苦しむ方たちに朗報ですね。いまや、子供の三人に一人は何かしらのアレルギーを持っていると言われています。この実験の応用で、作物だけでなく卵や甲殻類にも対応できるよう日がくればなと思いますね。
『参照記事』
農業生物資源研究所(茨城県つくば市)とクミアイ化学工業(東京都台東区)は13日、作物の遺伝子をピンポイントで改変することに世界で初めて成功し、高度な除草剤耐性を持つイネをつくったと発表した。この技術の応用で、よりおいしいコメやアレルギーの出にくい作物をつくることも可能だという。
同研究所は、イネの培養細胞から取り出した除草剤に耐性を示す遺伝子を、別のイネの除草剤に反応する遺伝子の位置に置き換え、除草剤に強い耐性を示すイネを作り出した。
従来の作物の品種改良は、近縁種の掛け合わせによる「交雑育種」や、化学物質などで突然変異を誘発する「突然変異育種」で行われてきたが、目的外の変異が起きるなどの欠点があった。
同研究所の土岐精一・遺伝子組換え技術研究ユニット長は「この技術を応用すればアレルギーのないコメや小麦などを作ることが可能だ」と話している。